« 涙を見せない ペ・ヨンジュン | トップページ | とろける 毎 日  »

2004/07/07

こころの湯

ずっと気になっていた映画をようやく見る。
原題は「洗澡」。
「スパイシー・ラブ・スープ」で有名な張揚という
30代の監督の作品。

銭湯・清水池を営む父と障害を持った息子阿明。
家を出て、シンセンで家庭を持っている長男・大明が
父の様子を心配して、久しぶりに戻ってくる。

「銭湯に来る人たちが喜んでくれることが生きがい」という父。
父親と一緒に銭湯の仕事をし、父親といつも一緒に嬉しそうにしている阿明。
銭湯に集う人々。
ほんわか~

 ほのぼのとしていて、なんだか懐かしい風景で
 離れて暮らす父と母のことを思い出したり・・・・

父の仕事を見下していた大明だったが
何日か銭湯を見るうちに、父の生きがいを理解していく。
突然の帰郷に
「弟のことを忘れていたお前には何も期待しない」
と言葉をぶつけた父も、
「今度は奥さんと一緒においで」と言ってくれた。
なのに、その後すぐ、入浴したまま亡くなってしまう。

もとより開発のために、近く立ち退かなければいけないから、
大明は父の銭湯を閉めようとする。

父の死を受け止めても、なおも銭湯の仕事を続ける阿明。

結局、取り壊されるぎりぎりまで続けることになった。

清水池に活気が戻る。
父の姿はない。
代わりに、生き生きと働く兄と弟の姿がある。


 ここから後がいけなかった。
 ずっと、ぐずぐずしっ放しになってしまった。
 
 父の姿はもうないのに、
 阿明や大明、そして銭湯に集う人々の中に
 父・劉の姿がくっきりと見えてきてしまったから・・・・・


 「こころの湯」


なかなか素敵なタイトル。
素敵な映画だ。

 主演の朱旭は言うまでもないが、
 息子2人や銭湯に集まる人が、みんな温かくて
 生き生きしていて素敵だ。

こころの湯@映画生活

|

« 涙を見せない ペ・ヨンジュン | トップページ | とろける 毎 日  »

アジア映画」カテゴリの記事

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33288/924129

この記事へのトラックバック一覧です: こころの湯:

« 涙を見せない ペ・ヨンジュン | トップページ | とろける 毎 日  »