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2004/10/29

アジアの風「ブレイキング・ニュース(原題)」

ブレイキング・ニュース [DVD]映画祭の映画を見るのも今日が最後となってしまった。
私の最終日、2本の映画を見た。
まず、「ブレイキング・ニュース(原題)」。・・・結局(原題)のままなのね。


監督はジョニー・トー(杜琪峰)。原題「大事件」。
 警察・・・一方は現代的な捜査とマスコミ操作をしようとする副指揮官レベッカ(ケリー・チャン:陳慧琳)、
 そしてもう一方は、昔ながらの捜査方法・・・ただひたすらしつこく粘り強く、どこまでもあきらめないチョン警部(ニック・チョン:張家輝)率いる捜査課。
 追われる犯人のリーダー格のユエン(リッチー・レン:任賢齊)ら強盗団とのマスコミを巻き込んでの銃撃戦を繰り広げる・・・

トー監督作品というと、市民を守るための危険な仕事につく人たちの日常を描いた作品がある。
 刑事の日常を描いた「非常突然」。
 消防士の日常を描いた「十萬火急」。
  危険な職務に立ち向かう彼らも、食事もすれば悩みもある。何も特別な人間じゃない・・・と描いている。
 そして、「ブレイキング・ニュース」は、犯人たちの日常を描いている映画・・・・と思ったのだが、飛躍しすぎだろか?

悪人は制圧されるべきで、この映画でも、ラストでは犯人を射殺、
警察に新たなヒーロー、ヒロインを生み出して、事件は解決することになる。

しかし・・・・・
いくつもの銃口が自分を狙っている、そのときに
オレはあんたをヒロインにしてやる 」と、レベッカの胸にあてた銃を天に向けるユエン。
犯罪者は許されるべきではないから、これでいいのだけれど、
なぜだろう、淋しく切ない気分に包まれてしまうのだった。


星願~あなたにもういちど~
役者が良かった。
リッチー・レン---
「星願」で泣かせてくれ、「ゴージャス」で笑わせてくれる、とっても優しそうなカレ。
このリッチーが、悪役をやるなんて正直信じられなかったのだけど、ぴったりはまっていた。
正直なところ、かっこよかった!!
ケリー・チャン---
怒り顔のケリーにぴったりの役。ラストの方で、すっご~くヘンな表情を見せるところは、女優らしからぬ感じでよかった。
ニック・チョン---
コメディしかやらない人じゃないけど、いままで見たコメディ以外の作品は面白くなかった。
けれど、これは違った。ジョニー・トーマジックにぴったりはまったのだろうね^^
その他にも、トー監督というと常連の
ラム・シュ(林雪)やホイ・シウハン(許紹雄)がいい味を出し
サイモン・ヤム(任達華)も映画をキリリと締めてくれている。

まだまだ、いろいろ書き足りないが、見てよかった作品だ。

付記-------------
映画祭の公式サイトでは、チケットは売り切れになっていたのに、
空席がポツポツとあったんだよね。もったいない・・・・

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