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2005/04/05

いぬのえいが

いぬのえいが プレミアム・エディション いぬのえいが―小説・ポチは待っていた
いろんな犬がいっぱいでてくる「いぬのえいが」。 犬を飼っている人、昔飼っていた人はもちろん、犬と触れあったことがある人は、心して観ないといけない映画だった。

山田少年と捨て犬ポチのいくつかのエピソードを軸に、犬と犬好きな人のほほえましいストーリーがいくつも登場する。
アニメーションのかわいいストーリーの後、おじさんとおばさんの野外ミュージカルが突然始まる。かなりキョーレツで、思いっきりのけぞってしまう。けれど、犬が大好きで仕方なくて「うちの子が一番♪」という気持ちがガンガン伝わってくる楽しい作品。

恋が実りそうな予感のご主人にあやかって、夢にまで見たリリィちゃんにやっと会えたコロ・・・・すぐに撃沈。本当にパグは表情豊かだ。

大爆笑してしまったエピソードは、バウリンガル開発秘話を取材する海外メディアのドキュメンターリーを描く「犬語」。
子どもの頃からどの犬にも必ず吠えられていたという、開発者の丸山氏は語る。
 「犬が人類に対して伝えたい大切なメッセージを自分に託されているのだと思い、犬語の研究に取り組んだ」と。
取材中バウリンガルを手にした丸山氏の元へ、1匹の犬が近寄り吠える。バウリンガルがした翻訳は・・・・(爆)!! ところで聞き手にも吠えるのだけど、その翻訳は画面に見せてくれない。丸山氏が笑っていたその言葉は、一体何だったのだろう??? 気になる~^^

と、ケタケタしたりほのぼのしていたら、山田少年とポチの最後のエピソードが始まった。最後のエピソード・・・・ポチはずっと待っていたんだよね。ポチと書かれた、黒く汚れたボールをくわえて、ずっと待ち続けていた。
      いかん、思い出しちゃった(:_;

ねえ、マリモ
まるでファッションの一部かのように犬を飼うことを皮肉るようなアニメーションが終り、
「ねえ、マリモ」は静かに始まった。
声はなく、文字だけの画面。そして、生まれたばかりの小さな犬の写真。
 「あんなにちっちゃかったのに」
 「甘えん坊だったのに」
 「妹だと思っていたのに」
 「私の方が先に生まれたのに、どうして私より年をとっちゃうの」
 「おばあちゃんになっちゃうの」
・・・・マリモが成長していく写真と交互に文字が映し出される。

このエピソードは反則技!!
黒地のスクリーンに映し出される、マリモへ語りかけた白い文字。流れるのはやさしい音楽だけ。
余計なことは何も言わないし、何も押し付けないまま、淡々と続く。
 それがいけない。
犬の優しさ、温かさを知っている人は、とてもたまらなくなってしまう。涙が止まらなくなる。

 「もう犬は飼いたくない」

 「ねえ、美香ちゃん」
と、今度はマリモが語りかける文字が写る。初めてマリモと出会った頃の美香の写真。
 「そんなに悲しまないで」
 「とっても幸せだったから」
 「美香ちゃんとしゃべれたら、こう話すの・・・・あのね、あのね・・・・」
 
そして、美香がマリモに語りかける声が聞こえてくる。
 「ねえ、マリモ。私、また犬を飼いたい」

かなりボロボロとやられてしまった。
けれど、エピソード後の、クレイアニメのわんこの幸せそうな笑顔に思わずにっこりしてしまった。
 犬っていいね^^

いぬのえいが@映画生活

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コメント

はじめまして。
読んでいただいてありがとうございます。
ジャスさんのブログを拝見して、猫好きの方にもグッとくる映画なんだということを知りました。

投稿: kazumi | 2005/04/06 00:10

こんにちは
記事を呼んで、また泣きそうになってきました。
ほんとに、「ねぇ、マリモ」は素晴らしいですね。

投稿: ジャス | 2005/04/05 11:08

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