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2005/06/30

宇宙戦争〈ネタバレ〉

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まずは、タイトルの通りなので、映画をこれから観るゾ! と楽しみにしている方は、絶対に読まないようにしてください。万が一読んでしまったら・・・・映画を観る楽しみが増大するかも?(いえいえ、映画を観てから読んでくださいませ
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宇宙戦争先日、空港かと思うほどの物々しいセキュリティ機材を用意して、日本でワールドプレミアが行われたときく「宇宙戦争」。
スティーブン・スピルバーグ×トム・クルーズだから、
 さすがだよなぁ
 一体どんな映画なんだろうなぁ、ワクワク

と、珍しく期待して観に行った。
(だって、普段はアジア映画>ハリウッド大作 な私)

超大作!!
特撮が凄くて、ふいうちで驚かせてくれる。
映像にまして、音が凄いんだよね。
ホラーでもないのに、2回もビクッとしちゃった。


・・・・・・・・
いやいや、驚いた。

何がって、
わけのわからない穴ボコのすぐ近くに一般住民が近寄っていいのか? と(笑)

案の定、地面はバリバリヒビが入ってえらいことになる。
娘と息子を家に残して様子を見にきた(実際はただの野次馬?)父親は、
わけのわからない怪獣が暴れているというのに、なかなか家に戻ろうとしない。

普通はね、危険なことが起きたら
「子どもは大丈夫か? 早く戻らねば!!」 の行動を取ると思うのだけど、どうでしょうか、世のお父様方?
もっとも、
「子は二の次」というこの行動から、“家族のことをかえりみることがなかったため、離婚されてしまった夫”ということを、観客に念を押しているとも考えられるが。

暴れる怪獣がビームで次々と、人を一瞬にして灰にし始め、我が身の危険に気づきようやく家に戻る父。
そこに待つのは、里帰りするという元妻とその夫から一時預かった、我が息子と娘。
息子は無責任な父を父としてみていない。
娘はやたらギャーギャー騒ぎまくる。
目の前で、見たこともない巨大怪獣がビームを放ち、人が灰になって消えていく中を逃げるのだから仕方ないのだろうが・・・・・


反抗的な息子は、とんでもない場所で父と意見をたがわせ争うんだよね。
目の前で戦闘が繰り広げられてて、自分たちの命が危ないというのに、喧嘩ってするのね・・・・・
人は危機に陥ったときこそ本心が現われるということが、描かれているということね。 ふぅ


アメリカもアジアもヨーロッパも地球上のあらゆる場所がボロボロにされ、人類滅亡か? 
最終的には核兵器でも持ち出すのか?(でも、そんなことしたら本当に人類滅亡)

 人類は地球上から消えた・・・・・・

「火の鳥」(by手塚治虫)風に結末がつくのか、と思ったけど、これはハリウッド映画。
何かたいそうな奥の手が隠されているに違いないと、ドキドキしながら待った。

悪夢のような夜が明け、妻の実家があるボストンに近づく。
ふと見ると、ビルによりかかるように絶命している怪獣。
そして、もう一方では
たくさんのカラスにたかられて、よろよろしている怪獣がいる。

 カラス!!

「大阪では3機倒したらしい」と、ティム・ロビンス演じるオギルビーの台詞があった。
カラス攻撃(なんじゃそれ)で、大阪が倒したのだろうか?
でも、
カラスだったら東京の方が多いだろうから、東京では5機くらい倒したのかなぁ・・・・と、いらぬ想像をしてしまう私。


主人公は死なない!
ましてや、この映画の主人公はトム・クルーズだから、死ぬことなんてありえない。
妻の実家にたどり着くと、妻と夫、妻の両親、
そしてあの激戦地で別れた息子まで無事で待っていた。

 わ~い! パチパチパチ・・・・・・


で、結局のところどうして怪獣(というか、操縦していた異星人)が弱ったかというと
地球上のたくさんの微生物にやられてしまったからなんだって。

ず~~~~~~~~~っと昔、地球に生き物が誕生する前土の中に怪獣をしこんでいた異星人は
機が熟したとばかり、宇宙から稲妻にのって土中の怪獣に乗り込んで暴れたものの
地球の成熟と一緒に生まれ育ってきたたくさんの微生物のことは予想できず、やられてしまった・・・・ということらしい。

何か大切な、教訓めいたことを含んでいると思うのだけど、それよりも「なんじゃ、こりゃ~~~~!!」と叫びたくなった結末(笑)。・・・・・やられたわ。

※ちなみに私は怪獣と表現したが、映画のなかではトライポッドと呼ばれている。


ちゅうことで、
厳戒態勢でワールドプレミアを行い、世界同時公開にするという念の入れようの超大作「宇宙戦争」。
この厳戒態勢、公式には、
 海賊版横行を防ぐため
ということだけど、本音は
 結末をなるべく最後まで誰にも知られたくないから
だったのではないかと思う。

でも、なんだかんだ言っても
おもしろかった^^
(だって、突っ込みどころ満載なんだもの)

宇宙戦争
映画を観てから知ったのだけど、この作品はH.G.ウェルズの「宇宙戦争」が原作だとか。
活字で読めば「なるほど~」というストーリーだろうけど、
こんなにたいそうな映像で見せられると、喰い足りなさを感じてしまうものなんだな。


宇宙戦争@映画生活

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コメント

あ~るさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
この映画はスクリーンで見るから面白い映画だと思います。小さなTV画面で見たら、もっとボロクソな印象になりそうです(笑)
「火の鳥」風のエンディングは、手塚治虫しか描けないのではないかと、その後思いました。ハリウッド版の「火の鳥風」は根本から違う世界が描かれそうなので、やっぱりイイやと・・・

tomyさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
本当にトムは逃げてるだけでしたね。どうやってやっつけるのかな? とず~っと楽しみに見ていたので、ラストには拍子抜けしてしまいました。
気になるところは山ほどありますが、父親と別れてから、息子がどうやって母の元へたどり着いたかが知りたくて仕方ありません(笑)

投稿: kazumi | 2005/07/19 23:23

TBありがとうございます。
ちょっと微妙な映画でしたね。良くも悪くもハリウッド映画、S・スピルバーグ×T・クルーズって感じで、スペクタクルと割り切って、素直に楽しめる作品だったら良かったのに...
でも、「「火の鳥」(by手塚治虫)風に結末」ってのも観たかったです。(マジで)

投稿: あ~る | 2005/07/18 23:56

TBありがとうございます。ほんとなんてラストだって感じでしたが、珍しく一市民として逃げ惑うだけのリアルなトムを見れて良かったと思います。さすがのスターもあんな未知の生物には太刀打ちできないんですね。こんなツッコミどころ満載の映画でも見方によっては反戦争が根底にあると言う方もいるので奥が深いのかもしれません。僕はパニック映画としてしか捉えられなかったですが(笑)

投稿: tomy | 2005/07/18 20:54

映像と音響が存分に楽しめる映画なので、大画面で観てよかったと思っています。
あっけないオチだったけど、1,000円で観たからそうそう文句も言えませんし(笑)

「火の鳥」、BUBIさんもお好きですか? 私は以前大人買いをして、大満足したマンガです。

投稿: kazumi | 2005/07/03 14:22

私は、まだ今回の「宇宙戦争」は見ていませんが、これってリメイクなのですよね。
昔々の作品の方を、私はテレビで見たことがあって。
子どもだったから、わくわくどきどきしてみて、
ラストのオチにも
「あーそうだったのかーよかったー助かった」
と素直に喜んだのを覚えております。
・・・今だったら・・・
「なんじゃそりゃー、ここまでドキドキさせてオチがそれかよ」
と思うに違いない^^

しかし、リメイク版もオチは同じなのか・・・
ちょっとがっかり。
以前の作品を知ってる人も多いのだし、ちょっとくらいひねってるかと思ったのですが。

ちなみに手塚治虫の「火の鳥」も大好きです^^

投稿: BUBI | 2005/07/01 11:41

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