皇帝ペンギン
ペンギンの体型は泳ぐとき威力を発揮するようにできている。
地上で歩くのは不向き。
だけど、短い足でチョコチョコと目的地まで歩いていく。
ときには滑って転んでしまうけどすぐに起き上がってまた歩く。
ときには、腹ばいになって氷の上を滑りながらの皇帝ペンギンの大群が進む。
皇帝ペンギンはオスの数がメスよりも断然少ないらしい。
オスをめぐり、メスははたき合いのケンカをしてオスを奪いあうらしいのだが、
負けてしまってつがいになれなかったメスはどうするのだろうか。
海に戻る・・・・というようなことをいっていたが、これってまさに「負け犬(ペンギン)」!?
負けたメスペンギンが他人ごととは思えず、妙に気になって仕方がなかった。
同じ頃孵った子ペンギンたちだけど、大きさに随分と差があるんだね。
オスとメスの違いもあるのだろうけど、親からもらう餌の違いかな?
とはいえ、子ペンギンの姿は本当にかわいいね。
大人ペンギンに比べて顔に白いところがあるから、まん丸の目が キョトン って感じでかわいい。
そんなかわいらしい姿に育て上げるまでには、極寒の季節を何も食べることなく仲間同士身を寄せ合って過ごすんだよね。
何をわざわざ餌場から遠く離れた氷の大地まで行かなくたっていいのに、と思うのだけど
皇帝ペンギンにいわせると、この地が子育てには一番安全な場所なんだって。
猛吹雪の中、卵を落とさないようにちょこちょこと仲間の固まりの周りを歩いているペンギンがいる。
何で歩いてるの? と思ったら謎が解けた。
少しでも寒さを逃れようと、オスたちは隙間もないほどぎっしり固まっているんだけど、内側と外側では温かさが全然違う。だから、内側のペンギンが外側に回って場所の交替をするんだって。
子育てをする皇帝ペンギンの姿に、とにかくいろいろ驚かされたけど、中でもコレには脱帽してしまった。
皇帝ペンギンって、えらい!!
時間があわず、吹替え版で観たのだけど、日本語ナレーションの音声が大きくて、どっぷりとペンギンの世界に入リ込めないときが多々あって残念だった。字幕を追わなくて済むのはありがたいことだけど・・・・
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