« 呪い〈アジアの風〉 | トップページ | 大停電の夜に〈特別招待作品〉 »

2005/10/30

愛していると、もう一度〈アジアの風〉

楽しみにしていたアンディ・ラウ(劉德華)の最新作「愛していると、もう一度」。会場はとっても広いオーチャードホール。

不覚にも、最後の、妻からのメッセージが流れるところでうるうるしてしまった。
かなりの「いい映画」で、嬉しかった。
日本で公開されることを願う映画だ。

暗いシーンが多い中、
高の妻を演じるシャーリーン・チョイ(蔡卓妍)の無邪気な明るさがとてもよかった。
彼女の明るさがあるから、6年後の、妻を思う夫の切ない気持ちが強く感じられ、
チャーリー・ヤン(楊采[女尼])の悩みが一層重く感じられた。
絶妙のキャスティング、だね。

アンディが出ている恋愛映画で、こんなに良かったと思うのは初めてだと思う。
これはきっと、アンディ・ラウが、ストーリーの全面に出てこなったからだと思う。
今までのアンディが出ている映画は、ストーリーはどうであれ、とにかくアンディ・ラウありき。アンディ・ラウが全面に出ていた。
もちろん今回も、そこに登場している役者はアンディには違いない(しかも二役!)のだけれど
それは高でありデレクだったんだよね。
アンディが相当この映画にほれ込んでいたからなのか、
付き合いの長い気心の知れた監督と作ったからなのかはわからないけれど、
とにかく、今までのアンディが出ている映画とは全然違うように感じた作品なんだよね。

と、絶賛してしまいたい映画だけれど、やっぱり香港映画。
ツッコミどころはいろいろと用意してくれている。
その中のひとつ。
こんな大事なシーンで、なんでわざわざスローモーションですってんころりんなのか!?・・・・
あれほどまでの、見事な「すってんころりん」を見せられた私は、
不謹慎にも笑ってしまいそうになったんだから、困ってしまうよ。
※ダニエル・ユー(余偉國)監督いわく、高が頭を強く打つシーンではワイヤーは使わなかったそう。「ワイヤーなしで」というのは、リアルに見せるためにというアンディの意向だったらしい。確かに、あれほどのすってんころりんだったら、血を流すほど頭を打つのはわかるけど・・・・


「千切りにするのか?」と義父が心配するほど、オレンジ切り分ける高。
酸っぱさ=切ない気持ち という意味を持たせてのこと、と監督の弁。
涙をためた眼でオレンジを食べながら、やがて笑顔を見せるようになる高。
テーブルの向かいにはいつのまにか妻が座り、オレンジを切っているんだよね。
なんか、終わり方もいい感じだったな。

|

« 呪い〈アジアの風〉 | トップページ | 大停電の夜に〈特別招待作品〉 »

+*+ 香 港 +*+」カテゴリの記事

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33288/6736592

この記事へのトラックバック一覧です: 愛していると、もう一度〈アジアの風〉:

« 呪い〈アジアの風〉 | トップページ | 大停電の夜に〈特別招待作品〉 »