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2006/03/03

クラッシュ

ポスターのビジュアル---青い空の下、マット・ディロンが女性を抱きしめている。
これを見ただけではどんなストーリーなのか、皆目検討がつかない映画「クラッシュ」を見てきた。

クリスマス間近のロサンゼルスを舞台に36時間(だという)が描かれる。
そこには、何人もの人物が登場する。
仕事も人種も異なる人物が、少しの時間出会い、その出会いが互いに影響を与えあう。
嫌な思いをしたり、辛い思いをしたり、切ない思いをしたり・・・・って、悲しいことばっか?

ベースには人種差別が描かれている。
根強い人種差別・・・いろんな差別が露呈し、みんなが傷つく。


冒頭から引き付けられるのに、前半は、見ていて胸くそ悪くなるような印象でいやだった。
それが、
マット・ディロン演じる警官が、交通事故で横転し、爆発寸前の車の中から黒人女性を救いだしたところ(宣伝ビジュアルのシーン)から変わった。
 このシーンが宣伝のビジュアルに使われているということは、やはり大きな意味のあるシーンだったのだね。

相手が黒人というだけで怒りをぶちまけ、正義に背を向けているような警官だったのに、実は根っこのところは違っていたのだ、と。

一方、自分は人種差別などする人間ではないと正義をモットーに仕事をしていると信じていた若い警官は、
自分の内側にある本当の気持ちを、思い知ることになるんだよね。それも、最悪の体験で。
人の気持ちなんて、全くわからない。

・・・・・
人種差別というか、
見知らぬ人への不信感、なのかな。
自分を守るためには、周りの人間を攻撃するしかできないのかな。


いいや違う・・・・
見知らぬ人と出会って、ちょっとずつ影響しあった結果は
いい変化を生んだ、ということも見せているから、そう悲観するものではないんだということなんだろうな。

たぶん、ロサンゼルスでよく見られるありのままを描いただけだろう映画だから、
何もおしつけていない分、いろいろな解釈や見方ができる映画なんだろうな。


クラッシュ@映画生活

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