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2007/09/10

ドラマ 生きる

黒澤明ドラマスペシャルと題された第二弾「生きる」を見た。

映画版・・・ブランコに座った志村喬のシーンは、いくどとなく見ているのだが、肝心の映画は一度も見たことがないままだ。

さて、きょうのドラマはきのうの「天国と地獄」に比べて、緊迫感はまったくなかった。
ちょっと自嘲気味なナレーションが、緊迫感とは無縁な演出をしていたから当然のことだよね。

30年間、ただただ息子のためだけに、役所に行っておもしろくもない仕事を続けてる課長。
「退屈でやってられない」と、退職を願い出る若い女性以外、
スタッフは皆右にならえのやる気なさ・・・・・・市民からの陳情も、機械的に対応するだけでね。

課長が変わったのは、自分が病気で余命いくばくもないことを知ってからのこと。
死を悟ってから、生きることを実感する・・・・・・
まるで死んでいたように生きてきたことに気づいたわけなんだよね。


「わたしにもできることがある!」と、職場に戻ったと思ったら、
すぐに「5ヶ月後」の葬儀のシーンで拍子抜けしてしまったけれど、
通夜の場の職場の人たちの話が、なかなか泣けるものだった。

そして、結局何も変わらない、ってのがなんともいえない。


映画版も見てみたいな。

生きる
(1952年の映画版)

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