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2007/10/25

マッド探偵〈アジアの風〉

シアターコクーンで「マッド探偵」を鑑賞。原題は「神探」。



のっけから、ラウ・チンワン(劉青雲)演じる刑事が、自分の右耳にナイフをあて切り取るシーンに、

 ひょっえぇ~~~~!!!!!

と、背筋がむずむずしてしまったんだな。
 一体どんな映画なのよ!? と。

しかし、コワイシーンはその後は別になくって、逆におかしいシーンばかりだったように思う。
なぜおかしいかというと、
主人公は人の心の闇(鬼)が見える男・パン。
というわけで、
その人間に取り憑いている鬼の姿が現れるのだが、
パンが犯人だとにらんだ刑事コウ(ラム・ガートン林家棟)には7匹の鬼がついていて、
コウが歩いている次のシーンでは、7人の男女が同じ動きをしながら歩く・・・・という、なんとも不思議な映像になるところが、とってもこっけい。

パンを尊敬しているときは、ホー刑事(アンディ・オン安志杰)には何の鬼もいなかったのに、
パンに対して不信感を抱いたとたん、子どもの鬼がつき、最後にはさらにもう1匹・・・・・・・・

というわけで、
悪事を働く度に鬼は1つずつ増えていくのだなぁと、
コウ刑事の7匹の鬼をみて思ったのだった。

 milkyway公式サイト


さて、ジョニー・トー(杜琪峰)監督を招いてのティーチイン。
きょうの席は2列目、しかも中央に近いところだったのでとってもよく見える(笑)
思いっきりおヘソが見えたときには・・・・^^;(あとで本人気づいたようで、シャツをおろそうとしていたけど)


順不同で監督の談をメモ書き。
●鬼の部分もいろいろとったけれども、大半をカットしている。今回の映画は、見た人に考えてもらおうと思って撮ったそう。今でも、この編集でよかったか? と思っているとか。
●心の中の闇は誰もが持っている。自分の心の中の鬼は、おそらく観客のみなさんより多いでしょう。
●現在脚本を書いている映画のキャスティングなどが決まったら、12月に撮影に入る。できれば年内に撮り終えたい。詳細が決まってないので、タイトルはいえない。
●「鉄三角」はたいへんめずらしい手法でとられた。それぞれがまったく好きなように撮り、撮り終えた部分から次の監督が続けるというもの。ゲームのような感覚だった。自分の映画作りの視野が広がった。
「マッド探偵」の共同監督というのは、2人の思いが同じでないと撮れない。幸いワイ・カーワイ(韋家輝)監督とはお互いによくわかっているので、問題はない。

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