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2008/10/24

愛の十年〈アジアの風〉

映画祭アジアの風でオムニバス作品「愛の十年(原題:十分鍾情)」を見る。2007年の作品。


香港が中国に返還されてから10年・・・・
愛をテーマに撮影されたという映画だった。

10人の監督による9本の短編作品がつづられるのだが、
中にはよくわからない、?? な話もあった。

例えば、「ダンボールパパ」。
子どもが思い描くファンタジーなんだけど、
どうにもついていけなかった。

一方、「ライオンヘッド下りる」(タイトルちょっと違ったかも)・・・原題が「獅子下山」というこちらも
ファンタジーなんだけど、
こっちは、すっきり清々しく、とても気に入ってしまった。
主演の自閉症のヒロインはアンジェラ・ホー(何卓瑩)という名前で、
ティーチインに登壇したのだけれど、すっごくかわいかった。
座っている間中、微笑をたたえた、でも真剣なまなざしでピシッと座っていたのが印象的だった。
実際は元気で活発な性格のようで、映画初出演となる今回の役をもらい、
監督からの細かい指示と、さらにビクトリアピーク役の女性から
実際自閉症になったときのことをいろいろと聞いて演技の参考にしたといっていた。
(彼女のblogをみつけた)


ほほえましいといえば、トニー・ホー(何華超)がタクシードライバーをやった
赤い卵の話も、よかったな。
お金さえもらえれば何でもやるよ、というスタンスのようではあっても、
それ以上のことをちゃんと返してくれるってのが、なんともいえない感じでね。

そして、ラストの「開飯(原題)」がとってもいい味を出していた。
子どもらからお金を入れてもらっている老親ではあるけれど、
2人は子どもたちがいま何のトラブルを抱えているかってことをちゃんとわかっていて、
いざとなったら、何をおいても助けてあげる、って、かなりウルウルきちゃう話なんだけど
まずはご飯! てのが、ほんといいよね♪

ちなみに、「開飯」は演劇のような作品、とティーチインに登壇したスティーブン・チュンが話してくれた。
演劇のような、というのはなんだろうと思ったら、
全体をワンテイクで撮ったんだって。
・・・・・・映像を思い返してみれば、確かにそうだった。
それぞれの役について、ずいぶんと話し合い、準備して、
本番前日に通しのリハーサルをしたうえで撮ったといっていた。

なるほど~


TIFFの紹介ページ


** memo **
《舊山頂道》       導演:林愛華 演員:田蕊妮、謝君豪
《路漫漫雞蛋赤赤紅》 導演: 陳榮照 演員:何華超
《依然有夢》       導演:麥子善、鍾煒釗 演員:李司祺、李歐梵、呉浩康
《清芳》          導演:黄精甫 演員:黄倇伶、徐正希
《獅子下山》       導演:林華全 演員:黄又南、張同祖
《遠望》          導演:張偉雄 演員:蔣雅文
《紙皮爸爸》       導演:袁建滔 演員: 林童
《最後一口價》      導演:楊逸德 演員:Amanda S, Ana R、呉嘉龍
《開飯》          導演:李公樂、司徒錦源 演員:歐錦棠、 何超儀、廖啟智

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