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2009/02/11

誰も守ってくれない

誰も守ってくれない プレミアム・エディション<初回生産限定> [DVD]映画「誰も守ってくれない」を見る。

2時間超の上映時間を
ちっとも長く感じることなく、見入ってしまっていた。

志田未来の目力って、本当にすごいと思う。

大人が隠したいと思っていたことを、全部暴こうかとするように見つめてくる。
あんな目で見つめられたら、私はすぐに目をそらせてしまうだろう。


その視線を受け止めなければいけないのが、刑事の勝浦。
妻との問題をかかえながら、
3年前の何かによって、手の震えが出ているこの刑事は
殺人事件の容疑者の妹を守らなければならなくなった。

 3年前に、何があったのか?

「誰も守れない」からの謎・・・それを知っている新聞記者が登場する。
この記者の息子は、いじめが原因で不登校だという。


普通に生活している人があまり出てこない。

でも、
普通に生活していると思っている人だって、きっと、
本当のところはちっとも普通じゃないんだろうなぁ(自分も含めて)・・・と、
映画では描かれていないところも思ってしまったり。

映画では、勝浦の3年前のことがわかり、
それにつながる夫婦が登場し、
えぐられるような思いが描かれている。

容疑者の妹となった15歳の少女の目とともに・・・・


ラスト、
勝山一家が一体どうなったのか気になるところだけれど、
それは描かないってのがいいのだろうね。


とにかく、このあいだのテレビドラマ「誰も守れない」は、
「誰も守ってくれない」を見る上で、とっても重要な内容だったんだなと思った。
見ておいてよかった、と。

映画だけじゃ、精神科医と勝山のことや、
三島と勝山のことなど、ほとんどわからないものね。

で、一番怖いと思ったことは、匿名性の恐ろしさ、かな。
新聞記者が、最後のほうで
「ボールをキープしていたのは自分だと思っていたのに、いつのまにかボールはとられてしまっていた」というようなことを言っていた。

これって、監督が心から感じていること、言いたかったことなんだろう。
この映画で表現されたネットの脅威は、実際のものなのかオーバーに描かれているものか私にはよくわからないけれど、
これに近いようなことは起こっているんだろうと思うと、
人って・・・・て思ってしまうんだよね。

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