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2014/10/28

黄金時代 〈第27回東京国際映画祭 ワールドフォーカス〉

許鞍華(アン・ホイ)監督作の「黄金時代」を鑑賞。

3時間にも及ぶ作品。
(先日見た「共犯」の2倍にもなるんだ)


作品解説(http://2014.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=117より抜粋)
中国東北部の黒竜江省に生まれたシャオ・ホン(蕭紅)は幼くして母を失い、祖父の教育を受けて育つ。暴力的な父親から逃れようと何度か家出を試みては失敗。やがて文才を認められるようになり、作家シャオ・ジュン(蕭軍)と出会って惹かれていくとともに、上海の文壇で魯迅をはじめとする作家たちとも交流する。やがて日中戦争の戦火を逃れる日々のなか、シャオ・ジュンとの破局を迎え、1940年に香港へ移るが、最期のときは迫っていた…。




蕭紅という作家を、ドキュメンタリータッチで描いている。

蕭紅本人はじめ、彼女にかかわる人たちが、ときにカメラに向かって客席に話しかけていく。
そして、
そのときの様子が描かれる。

時間が、戻ったり進んだり、
おまけに、最初の方では作家たちの顔がなかなか判読つかなくて、
(この人、誰だっけ?)なんてなったりもして困ったけれども、
それでもなかなか興味深く見ることができた。

全編、淡々としている。
女性として生きている姿ばかり描かれ、
彼女の作家然としたところがほとんどなかったので、作品を知らない私には、
どれほど凄い作家なのかわからなかったけれども、
彼女がいつも辛そうな感じが伝わってきた。

たった1人、知人もない、言葉もわからない国で寂しさを抱えているときに
「お金にも困らず、静かに過ごせる、今が私の黄金時代」という蕭紅。
これが彼女の一番いい時代だった?

それにしても、
最初の子はすぐに里子に出し、
苦労して生んだ次の子は、
生後3日で亡くしても「流産を願っていた」などと、
子どものこと好きではなさそうなのに、
なんで子どもをつくるのか。というか、産んだのか?
作家だから?
凡人にはよくわからない。


静かな映画だったから、
後半の爆撃音には、本当に驚いた。


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